建築物の耐久性・安全性は、そのよって立つ地盤からも影響を受けます。緩い地盤に建てる場合と比較して、砂地やもともと沼や川だった土地に建物を建てるときは、地盤の弱さに配慮した設計や構造が選ばれ、安全性を確保します。建物が大地と接触する部分にはコンクリート製の基礎があり、ほとんどのマンションは安定した地盤に杭を打って基礎にしています。もともと軟弱な地盤だったとしても、この杭がきちんとしていれば建物自体の耐久性は確保できます。気に入った物件の土地柄を比べてみたらそこは池だった、というような場合でも、すぐにあきらめることはありません。そんなときには、マンションが保有している設計図書のボーリングデータを確認してみましょう。ボーリングデータには、建物の建設を始める前の地盤調介の詳細が記されており、地盤の土質や地質がどうなっているかがよくわかります。地面近くが軟弱でも、掘り進んで安定した地盤にしっかり杭が打たれていれば、地盤関連の強度は問題ないといえるでしょう。地盤の強皮は「N値」で表され、一般的には50以上あることが目安です。調査の結果、この値が5m以上続いていればまず安心。ボーリング個所は複数あるので、希望する物件の入っている棟にかかる個所の結果は、とくにきちんとチェックしましょう。
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